武装Gがアフガンの裁判所襲撃 8人死亡
アフガニスタン北部で9日、武装グループが裁判所を襲撃、治安部隊と銃撃戦となり、地元警察の署長など8人が死亡した。
ロイター通信によると、事件があったのはアフガニスタン北部の街・マザリシャリフにある裁判所。武装グループがロケット弾などで攻撃しながら裁判所の敷地内に侵入し、治安部隊と銃撃戦となった。数時間後に武装グループは鎮圧されたが、この衝突で地元警察の署長など8人が死亡、少なくとも60人がケガをした。
AFP通信によると、事件について反政府勢力「タリバン」の報道官が犯行を認めた。
アフガニスタンでは去年治安の維持にあたってきた国際治安支援部隊が戦闘任務を終了し、アメリカ軍も完全撤収する方針だが、各地でテロが相次ぎ、治安の悪化が続いている。