徴用被害者ら668人、日本企業提訴 韓国
戦時中、日本に徴用された韓国人の元労働者やその遺族600人以上が21日、日本企業を相手取り損害賠償などを求める集団訴訟を起こした。徴用被害者をめぐる訴訟では、過去最大規模となる。
21日、ソウル中央地裁に訴えを起こしたのは、戦時中、日本に徴用された韓国人の元労働者やその遺族、あわせて668人。提訴された企業は、新日鉄住金や三菱重工など日本の企業70社で、1人あたり約110万円の損害賠償を求めている。
徴用被害者が日本企業に賠償を求める裁判は複数進行しているが、今回の集団提訴は最大規模となる。韓国では、日本企業に対し徴用被害者への賠償を命じる判決が相次いでいる。