ネパールでM7.8地震 死者1100人超
ネパールで25日に起きたマグニチュード7.8の強い地震は犠牲者の数が1100人を超えた。
アメリカの地質調査所によると、日本時間25日午後3時過ぎ、ネパール中部を震源とするマグニチュード7.8の強い地震があった。首都のカトマンズでは多数の建物が倒壊し、ロイター通信は警察当局の話として、これまでに1130人が死亡したと伝えた。インドや中国などの周辺国でも死者が出ている。
現地に住む日本人「最初は立っていられないくらいの大きな揺れ。しばらく下から突き上げるような揺れ、横揺れになったり立っていられない状況」
この地震によってエベレストでは大規模な雪崩が発生し、ロイター通信によると少なくとも18人が死亡した。
エベレストのベースキャンプには、タレントのなすびさんがいたが、関係者によると無事が確認されたという。また、登山家の野口健さんも無事だという。
ネパールの日本大使館はこれまでのところ、日本人の被害は確認されていないとしている。政府関係者によると日本政府は、近く70人規模の緊急援助隊を現地に派遣する方向で調整を始めた。