米特殊部隊「イスラム国」幹部殺害 シリア
アメリカ軍の特殊部隊が15日、シリア東部でイスラム過激派組織「イスラム国」の幹部を殺害した。
アメリカのカーター国防長官は16日の声明で、オバマ大統領の承認のもとアメリカ軍の特殊部隊が15日夜、シリア東部で「イスラム国」のアブ・サヤフ幹部を殺害したと発表した。アメリカが「イスラム国」幹部を狙った地上作戦を明らかにしたのは初めて。アブ・サヤフ幹部は軍事作戦のほか、「イスラム国」の財源とされる石油やガスの違法取引に関わっていたとされる。
また、アメリカ軍は同じくテロ活動に関わっていた妻も拘束したという。カーター国防長官は「イスラム国へのさらなる大きな打撃を意味する」と作戦の成果を強調している。