「イスラム国」世界遺産パルミラ遺跡に迫る
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過激派組織「イスラム国」は、シリアの世界遺産「パルミラ遺跡」に迫っている。
イギリスに拠点を置く「シリア人権監視団」によると、シリア中部のパルミラに「イスラム国」が侵攻し、16日までに町の北部を制圧したという。インターネット上には、政府の施設とされる建物から「イスラム国」のものとみられる黒い旗が振られる映像が投稿された。この戦闘で、「イスラム国」とアサド政権の軍、双方あわせて76人が死亡したという。
町のほかの地域では今も戦闘が続いているが、南西部には世界遺産の「パルミラ遺跡」があり、「イスラム国」による破壊が懸念されている。