先日、宇宙飛行の延期を発表したイギリス人歌手、サラ・ブライトマンさんに代わって９月に宇宙に向かうかどうかが注目されている高松聡さんが１７日、ＮＮＮの取材に応じ、準備次第では見送りもあり得るとの考えを示した。

　高松聡さん（５２）「すでにスペースアドベンチャーズとの協議にも入っています。私が実現したいと思っているアートプロジェクトの制作準備が間に合えば、９月に飛びたいと思っています。でも間に合わなければ、しっかりと準備をした上で、来年以降にＩＳＳに行きたいと思っています」

　高松さんは民間人としての宇宙飛行をめざし、歌手のサラ・ブライトマンさんのバックアップ要員としてロシアで訓練を受けている。ブライトマンさんが９月に予定していた宇宙飛行を辞退したことで、高松さんが代わりに宇宙飛行をするのかが注目されている。

　高松さんによると、宇宙飛行の際には世界中の人々が地上から参加できる「アートプロジェクト」を行う予定だが、９月までに準備が整うかは不透明だということで、見送りもあり得るとの考えを示した。