韓国MERS感染者 5人増えて35人に
韓国ではウイルス性の感染症MERS(=中東呼吸器症候群)の感染者が新たに5人確認され、感染拡大に歯止めがかかっていない。
保健福祉省によると、韓国でのMERSの感染者は新たに5人増えて35人となった。また、隔離されていた80代の男性が3日に死亡し、保健当局はMERSに感染していたかを調べている。
隔離対象者は1600人を超えていて、新たに軍人にも感染の疑いが出ている。
感染予防のため休校措置を取った幼稚園や学校はソウル市内の学校を含め703校まで増えた。3日だけで前日の約3倍にあたる3000件以上の相談が寄せられるなど、国民の不安は広がっている。