爆発物製造の疑いで男女9人逮捕 香港
香港で14日、爆発物を製造しようとした疑いで9人が逮捕された。警察は、香港政府のトップを決める選挙制度改革案に反対する活動との関連性も視野に調べを進めている。
香港では、政府のトップを決める選挙制度の改革案について、17日から議会で審議が始まるのを前に、民主派が抗議活動を続けている。こうした中、警察は14日、複数の場所で爆発物を製造しようとした疑いで、男女9人を逮捕した。容疑者の拠点からは爆発物が製造可能な化学薬品やライフルなどが押収された。
容疑者の一部は「自分は過激派団体に所属している」と話しており、民主派の抗議活動に乗じて騒ぎを起こそうとした可能性もあるとみられている。