韓国の外務省は１７日午後、尹炳世外相が日本を訪れ、岸田外相と会談を行うと発表した。韓国外相の訪日は４年ぶりで、朴槿恵政権の発足後は初めてとなる。

　尹外相は２１日から２２日にかけて日本を訪れ、日韓国交正常化５０年の記念行事に出席するほか、岸田外相と日韓外相会談も行う。韓国外務省は、記念行事を通じて「両国の相互理解と友好を深める機会になることを期待する」としている。韓国の外相が日本を訪問するのは４年ぶりで、朴槿恵政権の発足後、初めてとなる。

　外相会談では、いわゆる従軍慰安婦問題や、韓国が反対している「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産への登録などについて話し合われる見込みで、冷え込んだ日韓関係の改善につながるか注目される。