ロシア支配ドネツク州の市場で砲撃 27人死亡 ロシア外務省“ウクライナ側からの砲撃”と非難
ロシアが支配するウクライナ東部、ドネツク州の市場で21日、砲撃があり、これまでに27人が死亡しました。ロシア外務省は、ウクライナ側からの砲撃だとして非難しています。
砲撃があったのはウクライナ東部のドネツク州で、ロシアが支配している地域にある市場です。
現地の親ロシア派のトップ、プシリン氏によりますと、21日、市場が砲撃を受け、これまでに27人が死亡し、子供2人を含む25人がケガをしたということです。
ロシア外務省は緊急声明を出し、「砲撃はウクライナ支配下にあるアウディーイウカから、西側の武器を使って行われ、人々が密集している場所が狙われた」として、国際機構に対し砲撃を非難するよう求めました。
このほかロシア北西部のレニングラード州では21日未明、無人機による攻撃があったほか、ロシア国防省は、同じ日の午後にウクライナ側がクリミア半島にミサイル攻撃を仕掛けたと発表しています。
一方、ロシア国防省も21日、ウクライナ北部のハルキウ州にあるクラフマルノエを掌握したと発表するなど、双方による激しい攻防が続いています。