無人機がロシア石油施設を攻撃か 露軍はウクライナ東部で“前進”
ロシア国防省などによりますと19日、ロシア南部のウクライナに隣接する州で無人機による攻撃があり、石油施設で火災が発生しました。
ロシアの非常事態省が公開した映像では、石油を備蓄する施設から炎と黒煙が上がっています。
ロシア国防省などによりますと、19日朝、ウクライナと国境を接するブリャンスク州で、ロシア軍がウクライナの無人機を撃墜しました。
ただ、その際に無人機が搭載していた爆弾が石油施設に落下して、4つのタンクで火災が発生したということです。付近の住民は避難しましたが、死傷者は出ていないということです。
一方、ロシア軍は18日、ウクライナ東部ドネツク州の集落ベセロエを掌握したと発表しました。ベセロエは、ロシアが先に掌握したバフムトの北東およそ20キロにあって、激しい戦闘が続いていました。