中国の総人口、3年連続で減少…14億828万人
中国政府は去年末時点の総人口が14億828万人で、3年連続で減少したと発表しました。
中国国家統計局によりますと、去年末時点の中国の総人口は14億828万人で、前の年から139万人減り、3年連続の減少となりました。
去年の出生数は954万人で、前年より52万人増え、8年ぶりのプラスとなったものの死亡者数が1093万人と上回りました。高齢化も進んでいて、65歳以上の人口は2億2000万人あまりで、総人口の15.6%となり、前年よりも0.2ポイント増えました。
中国は、長年続けてきた「一人っ子政策」を転換し、産む子どもの数の制限を事実上撤廃しました。現在は、国を挙げて結婚や出産を奨励していますが、経済の低迷もあいまって、少子高齢化に歯止めがかからない状況です。
最終更新日:2025年1月17日 14:23