深セン男児死亡事件 児童が通っていた日本人学校で登校再開
中国・深センで日本人の男子児童が男に刺され死亡した事件で、児童が通っていた日本人学校では14日から登校が再開されました。
広東省・深センで先月、日本人学校に通う男子児童が登校中に男に刃物で刺され死亡した事件をうけ、児童が通っていた学校では対面授業の休止が続いていました。
外交筋によりますと、徒歩で通学していた児童はバスやタクシーを利用することや、バス停に警備員を配置するなど警備を強化した上で、14日から登校が再開されたということです。
学校側は、日本人だと特定されるのを避けるため、ランドセルでの登校を控えるよう求めています。
また、一時帰国したり登校を怖がったりする児童もいることから、オンライン授業も併用します。
事件直後から、学校にはスクールカウンセラーが派遣され、子どもや保護者の心のケアを行っていますが、体調の不安を訴える声などがあがっているということです。