支援物資を待つ列に…ガザ地区でイスラエル軍が発砲、20人が死亡
パレスチナ自治区ガザ地区の保健当局は、人道支援物資の到着を待つパレスチナ人の列に発砲があり、少なくとも20人が死亡したと発表しました。
ガザ地区北部のガザ市内で24日に撮影された映像には、支援物資の配給中に突然、銃声が聞こえ、混乱した住民が逃げ惑う様子が映されています。
ロイター通信によりますと、ガザ地区保健当局は、25日にもガザ市内で人道支援物資の到着を待つパレスチナ人の列にイスラエル軍が発砲し、少なくとも20人が死亡したと発表しました。
また、ガザ地区南部のハンユニスでは、避難先となっていた学校から大勢の人たちが荷物を持ち、さらに逃げる様子が見られました。
AP通信は住民の話として、イスラエル軍が30分以内に逃げるよう呼びかけたと報じています。
ガザ地区保健当局は26日、過去24時間に183人が死亡したとしていて、激しい戦闘が今も続いています。