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ほぼ垂直の75度で落下 ロシア旅客機墜落

2013年11月20日 17:07

 ロシア中部・カザニで17日、タタルスタン航空機が墜落し、乗客乗員50人全員が死亡した事故で、墜落時、機体はほぼ垂直の75度で落下したことが明らかになった。

 AP通信によると、航空当局がフライトレコーダーを解析したところ、旅客機は着陸態勢が不十分だったため着陸をやり直そうとして急上昇していたことがわかった。それが原因で機体は失速。高度約700メートルから、垂直に近い75度の角度で真っ逆さまに落下し、時速450キロで地面にたたきつけられたという。

 タタルスタン航空によると、パイロットは経験豊富だったが、着陸のやり直しの経験はなかったという。