プーチン大統領がベトナム訪問、友好関係強化図る 経済での連携確認
ロシアのプーチン大統領は北朝鮮に続き、歴史的に関係の深いベトナムを訪問し、友好関係の強化を図っています。
プーチン大統領は20日午後、ベトナムでトー・ラム国家主席らと会談し、特にエネルギー分野など経済での連携強化を確認しました。
原子力分野では、ベトナムを支援するとしています。
プーチン大統領は、両国間の貿易のおよそ6割がロシア・ルーブルとベトナム・ドンで決済されていると述べ、自国通貨の決済割合を増やし、西側諸国のドル経済圏に対抗していく姿勢を鮮明にしました。
また、ウクライナ情勢で中立的な立場をとる国も多い、ASEAN=東南アジア諸国連合との対話を重視する姿勢も示しました。
トー・ラム国家主席は「ロシアの地位と権威は国際舞台で着実に高まっている」と述べ、ロシアとの関係を強化するとしています。