猛暑続くイギリス、観測史上初の40℃超え 熱で線路変形…鉄道運休も
猛暑となっているイギリスでは19日、観測史上最高気温となる40.3℃を記録しました。
イギリスでは19日、北アフリカで発生した熱波の影響で気温が上昇し、東部リンカンシャー州で観測史上最高となる40.3℃を記録したほか、首都ロンドンでも40.2℃に達しました。
これまでの最高気温は2019年に記録された38.7℃で、イギリスで気温が40℃を超えるのは観測史上初めてです。
ロンドンでは、多くの市民が涼を求めて公園の池で泳いだり、噴水で遊んだりする姿が見られました。
ロンドン市民「こんなの見たことない。23年間生きてきて初めてだ」「水分補給をして、とにかく泳ぐしかないね」
異常な暑さの中、地元の気象当局は連日、熱中症対策を呼びかけています。
また、熱で線路が変形するなどしたため鉄道の運休も相次いだほか、多くの学校で授業が休止されるなどの影響が出ています。