米中西部で竜巻相次ぐ…停電、冠水も
アメリカ中西部で22日以降、強風を伴う大雨の影響で竜巻が相次いで発生し、ケガ人が出ているほか、多くの家屋などが被害を受けた。
アメリカの気象当局によると、イリノイ州、ミシガン州、アイオワ州の3つの州で、22日夜から23日朝にかけて、強風を伴う大雨の影響により計14個の竜巻が発生したとの報告があった。最も被害の大きかった人口およそ5500人のシカゴ近郊の町では、およそ140棟の住宅などが被害を受け、5人がケガをした。また、被害のあった地域全体であわせて5万5000世帯が停電しているほか、大雨により一部の道路は冠水して通行できなくなっているという。
この中西部では今後も大雨が予想され、さらなる竜巻が発生するおそれもあることから被害の拡大が懸念される。