一晩で竜巻18個…140棟が被害 米国
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アメリカ中西部で一晩で計18個の竜巻が報告され、屋根が吹き飛ぶなど少なくとも140棟の家屋が被害を受けた。
アメリカの気象当局によると、イリノイ州、ミシガン州など3州で22日夜から23日朝にかけ、計18個の竜巻が発生したとの報告があった。最も被害の大きかったイリノイ州シカゴ近郊の町では、住宅の屋根が吹き飛んだり、壁が破壊されたりして約140棟が被害を受け、5人がケガをした。
中西部は竜巻が起きやすい地域として知られていて、気象当局は「中西部の平野部にある暖気と湖から来る冷気がぶつかると、暴風や竜巻を引き起こしやすい」と分析している。