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カップル歓喜!全米で“同性婚”認める判断

2015年6月27日 17:54
カップル歓喜!全米で“同性婚”認める判断

 同じ性別の人同士の結婚「同性婚」の是非をめぐり論争が続いていたアメリカで、連邦最高裁判所は26日、同性婚をすべての州で認めるとの判断を示した。

 全米を巻き込んだ裁判の判決を受け、同性のカップルが歓喜の声を上げた。

 アメリカでは州ごとに法律が異なり、現在、50州のうち37の州と首都ワシントンで同じ性別の人同士の結婚「同性婚」が合法になっている。一方で一部の州では裁判で同性婚を認めない判決が出ていた。

 連邦最高裁判所は26日、「平等を守るという憲法の規定のもと、同性のカップルが結婚する自由が拒否される理由はない」として、同性婚をすべての州で認めるとの判断を下した。ただ、アメリカでは宗教上の理由から保守層を中心に同性婚を認めない意見も根強くある。

 26日、ニューヨークでは同性カップルが多く住む地域で大規模な集会が開かれ、道路を埋め尽くすほどの同性カップルらが集まり、喜びの声を上げた。ニューヨークでは4年前に同性婚が認められ、レストランや商店に同性愛者らの象徴「虹色の旗」が飾られるなど理解が広がっている。

 また、オバマ大統領は「アメリカにとっての勝利である」と判決を評価し、ホワイトハウスは26日夜、虹色にライトアップされた。長年、アメリカの世論を二分してきた議論は法的に決着し、新たな歴史がはじまる。