“粛清”玄永哲人民武力相 解任されていた
韓国の情報当局が粛清されたと分析していた北朝鮮の玄永哲人民武力相が、解任されていたことが分かった。
北朝鮮の国営メディアは11日、朴永植氏を人民武力相として報じた。前任の玄氏をめぐっては、韓国の情報当局が「金正恩第1書記に対する反逆罪に問われて粛清された」と分析していたほか、「高射銃で処刑されたとの情報もある」と説明していた。
北朝鮮メディアは今月8日、玄氏の処刑説を取り上げ、「真っ赤なウソだ」と否定している。ただ、今年4月29日以降、玄氏の動静は伝えられておらず、今回の報道で既に人民武力相を解任されて表舞台から遠ざかったことが公式に確認された形。