米情報当局「操作経験不足の人物が誤射」
マレーシア航空機がウクライナ東部で墜落した原因について、アメリカの情報機関の当局者は22日、「操作経験の不足している人物が誤ってミサイルを撃った」との見方を示した。
アメリカ・NBCテレビによると、情報機関の当局者は「親ロシア派がミサイルを発射したことを確信している」との認識をあらためて示した。その上で、ミサイルを発射した意図について詳しい根拠は明らかにしなかったものの、「最も妥当な説明として、操作経験の不足している人物が誤って発射した」との見方を示した。
また、当局者は、ミサイルの発射にロシアが直接関与しているかどうかについては断定しなかったものの、ロシアが言い逃れできるよう、意図的にウクライナ軍が使用しているのと同じ軍事装備を親ロシア派に提供していると指摘している。