自動車爆弾によるテロで2人死亡 トルコ
トルコ南東部で25日、自動車爆弾によるテロ事件があり、軍の兵士2人が死亡した。クルド人の武装組織による犯行とみられている。
地元メディアによると、トルコのディヤルバクルで25日夜、軍の車列を狙って自動車爆弾が爆発し、兵士2人が死亡、4人がケガをした。政府と対立する少数民族クルド人の武装組織、PKK(=クルド労働者党)によるテロ事件とみられている。
トルコは24日、シリアで過激派組織「イスラム国」に対し空爆を始めたほか、イラク北部でPKKの拠点に対する空爆も行っており、事件はこの空爆への報復の可能性がある。
トルコ政府とPKKは30年にわたり武装闘争を続けたのち、おととし停戦状態となっていたが、再び緊張が高まっている。