台風上陸の台湾 死者5人 停電217万戸
台風13号が上陸した台湾では、これまでに5人が死亡するなど大きな被害が出ている。
台風13号は8日朝、台湾東部に上陸した。台湾の気象局によると、北東部の宜蘭県で累積の雨量が1253ミリに達したほか、強い風にあおられ、駅に停車している貨物列車が横倒しになるなど各地で被害が相次いだ。地元メディアによると、台風の影響でこれまでに5人が死亡、4人が行方不明となっている。また、台湾全体で217万戸が停電した。
台風13号は9日午前0時頃に中国大陸に上陸、この後は北へ進む見込みで、ロイター通信によると、南東部の福建省では市民らが土のうを準備するなど対策が進められている。