“慰安婦集会”で自分に火つける 韓国
韓国のソウルで開かれていたいわゆる「従軍慰安婦問題」の解決を求める大規模な集会で12日、参加者の男性が自らの体に火をつけ、顔などにやけどを負った。
ソウルの日本大使館前では、日本政府に対して元慰安婦への謝罪と補償を求める恒例の「水曜集会」が開かれた。戦後70年を控え、安倍首相の談話が発表されるのを前に、通常より多い約1500人が参加したが、午後0時40分過ぎ、集会に参加していた男性が、自らの体にシンナーとみられる液体をかけて火をつけた。
警察によると、男性は80歳で、顔や腕などにひどいやけどを負ったが、命に別条はないという。動機はわかっていないが、警察関係者によると、この男性は戦時中に強制徴用された人たちを支援する団体のメンバーだという。