×

下支え策も…上海市場、4%超の急落

2015年8月21日 20:30

 21日の中国・上海株式市場は、株価を表す指標である総合指数が前日比4.27%急落して取引を終えた。今月17日に比べると、4日間で12.17%の大幅な下落となっている。

 上海市場では、7月の急落以来、当局による下支え策が続いているが、先週14日、証券監督委員会が下支えの打ち切りを示唆する公告を発表。市場関係者によると、今週も下支え自体は続いているが、方針は変更されており、株を売る要因につながったとみられている。さらに天津の爆発など、実体経済の不安要素が多いことも、市場にマイナスの影響を与えたとみられている。