爆弾テロ“重要人物”外国人の男を逮捕
20人が死亡したタイの爆弾テロ事件で、警察は1日朝、カンボジアへ不法に出国しようとした外国人の男を逮捕した。男は、警察が実行犯として行方を追っていた、「黄色いシャツの男」とみられている。
警察などは1日朝、タイ東部のカンボジア国境で、パスポートを持たずに不法に出国しようとしたとして、外国人の男を逮捕した。警察は男について、「爆弾テロ事件の犯行グループの重要人物とみている」と発表、実行犯として行方を追っていた外国人とみて調べる方針。
警察は先月17日の爆発直前、防犯カメラに映っていた寺院のベンチに黒いリュックサックを置く黄色いシャツの男を実行犯と断定、逮捕状をとっていた。
また警察は、この事件で新たに3人の外国人の逮捕状をとり、似顔絵などを公開して行方を追っている。