日米外相、同盟強化で一致 対米投資で要請も
トランプ大統領の就任式に参加するためアメリカを訪れている岩屋外相は、新政権で新たに就任した、ルビオ国務長官と初めて会談を行い、日米同盟を今後も強化していくことで一致しました。
岩屋外相は21日、トランプ政権下で新たに就任したルビオ国務長官と初めて、およそ30分間にわたり会談を行いました。
会談では、日米同盟をさらなる高みに引き上げ、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、緊密に協力していくことで一致しました。日本製鉄によるUSスチール買収計画については、日本がアメリカの最大の投資国だと述べた上で、不安を払拭するよう要請しました。
岩屋外相
「米国への投資についての不安や懸念というものは、払拭する努力をしていただきたいと申し上げた」
他にも、核ミサイル問題を含む北朝鮮情勢や中国をめぐる問題についても意見交換を行ったということです。また、今後予定されている石破首相とトランプ大統領との初の首脳会談については、適切な時期にできるだけ早い開催に向けて調整を急ぐことを確認したとしています。