TPP日米事務レベル協議再開
TPP(=環太平洋経済連携協定)を巡り、日米は9日、自動車の関税を巡る事務レベルの協議を約1か月ぶりに行った。
アメリカのワシントンで始まった協議では、自動車や自動車部品の関税を巡り、撤廃までの時期の調整を行うほか、TPP参加国で生産された部品をどの程度、使用すれば、関税が優遇するかなどについて、詰めの交渉を行う予定。
先月、ハワイで行われた閣僚会合で、合意することができなかったTPP参加12か国だが、今月中にも再び閣僚会合を開く方向で調整を進めている。
今回の事務レベル協議で、閣僚会合開催にむけ、弾みを付けられるかが焦点。