33年ぶり…赤く染まる「スーパームーン」
27日夜から28日未明にかけ、世界各国の空で珍しい現象が観測された。
観測されたのは、月が1年で最も地球に近づくという「スーパームーン」に皆既月食のタイミングが重なる現象。NASA(=アメリカ航空宇宙局)によると、前回観測されたのは33年前で、次に見られるのは2033年だという。
各地では、皆既月食の際に見られる赤い月、いわゆる「ブラッドムーン」と呼ばれる現象もはっきり見られた。国立天文台によると、これは太陽の光が地球の大気によって屈折して地球の影に入り込み、その中で残った赤い光が月を照らすことで見られる現象だという。