中国南部の広西チワン族自治区で先月３０日、約６０人が死傷する連続爆発事件があったが、その現場近くで１日、新たに爆発があった。一連の事件との関連はわかっていない。

　国営メディアによると、日本時間の１日午前９時ごろ、連続爆発事件があった現場近くで新たに大きな爆発があった。現場は６階建ての建物だということだが、死傷者数などは明らかにしていない。

　一方、先月３０日の連続爆発事件は地元政府の建物や病院など１７件にのぼったが、警察は容疑者が人を雇って小包を配達する手法で犯行に及んだとみている。

　また地元メディアは、６０個あまりの不審な小包が見つかったと伝えていて、地元当局は３日まで郵便物の配達を停止すると発表した。

　警察は、地元に住む３３歳の男を容疑者と特定して捜査を進めている。