先月３０日、中国南部の広西チワン族自治区で起きた連続爆発事件で、容疑者の男が爆発現場で死亡していたことがわかった。

　この事件は、広西チワン族自治区の柳州市で、先月３０日、１７件の連続爆発が起き、１０人が死亡し、５１人がケガをしたもの。

　国営新華社通信は２日、警察からの情報として、ＤＮＡ鑑定の結果、地元の容疑者の男（３３）が、爆発現場で死亡していたことを確認したと伝えた。

　容疑者は爆発装置を作り、自ら仕掛けたり、人を雇って小包爆弾を届けさせていたりしていたという。

　また、犯行の動機については、容疑者が関わっていた採石場をめぐり、地元住民や地元政府の関係部門とトラブルになり、これが動機につながったとの見方を示している。