病院誤爆 米国防総省、見舞い金支払い表明
アメリカ軍がアフガニスタンで「国境なき医師団」の病院を誤爆した問題で、アメリカ国防総省は10日、見舞い金を支払うと明らかにした。
これは、今月3日にアメリカ軍がアフガン北部の都市クンドゥズで、「国境なき医師団」の病院を誤爆し、22人が死亡したもの。国防総省は10日に声明を出し、死亡した民間人の遺族やけが人に弔慰金や見舞金を支払うと表明した。また、病院を修理する費用も支払う方針を明らかにしたほか、必要な場合には議会に追加的な措置を求めるとしている。
この誤爆をめぐっては、オバマ大統領が謝罪の電話をしたが、「国境なき医師団」は国際的な調査機関による真相究明を求めている。