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“誤爆”「アフガンから要請」に医師団非難

2015年10月6日 17:04
“誤爆”「アフガンから要請」に医師団非難

 アフガニスタン北部クンドゥズで、アメリカ軍が「国境なき医師団」の施設を誤爆したとみられる問題で、アメリカ軍の現地司令官は5日、空爆は「アフガン側からの要請だった」と述べ、これまでの説明を訂正した。

 アメリカ軍は当初の発表で、「自分たちが攻撃を受けたため、国境なき医師団の施設周辺で空爆を行った」としていた。

 しかし、駐留アメリカ軍トップのキャンベル司令官は5日、「反政府組織タリバンと戦うアフガン治安部隊が攻撃を受け、空爆による援護要請があった」と述べ、空爆に至った経緯を訂正した。そしてその際に、「民間人が巻き込まれた」と説明した。

 これを受けて、国境なき医師団は声明を出し、「アメリカは責任をアフガン政府に押しつけようとしている」と非難した上で、「完全に透明性のある独立した調査を求める」としている。