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空爆は「アフガン側からの要請」 米側訂正

2015年10月6日 12:51
空爆は「アフガン側からの要請」 米側訂正

 アフガニスタン北部クンドゥズで、アメリカ軍が「国境なき医師団」の施設を誤爆したとみられる問題で、現地のアメリカ軍司令官は5日、空爆は「アフガン側からの要請だった」と述べ、これまでの説明を訂正した。

 アメリカ軍は当初の発表で、「自分たちが攻撃を受けたため、国境なき医師団の施設周辺で空爆を行った」としていた。

 しかし、駐留アメリカ軍トップのキャンベル司令官は、アメリカ国防総省で5日、「反政府組織タリバンと戦うアフガン治安部隊が敵の攻撃を受け、空爆による援護要請があった」と述べ、空爆に至った経緯を訂正した。

 そして、その際に、「民間人が巻き込まれた」と説明した。アメリカ軍は当時の詳しい状況について調査中で、キャンベル司令官は数日中にも暫定的な報告をする意向を示している。