防衛相 米軍司令官に事故の再発防止求める
中谷防衛相が沖縄に駐留するアメリカ軍のトップと会談し、うるま市沖で起きたヘリの墜落事故について、早期の原因究明と再発防止を求めた。
中谷防衛相「情報の提供、原因の究明、再発防止、これを申し入れました。米軍機の航行の更なる安全確保について要望し、可能な限りの住民の懸念・不安解消に努力をして欲しいと(申し入れた)」
これに対し、在沖縄アメリカ軍のトップ、ウィスラー司令官は、「再発防止と沖縄の訓練においては、いかなる場合でも安全運用につとめる」と応じ、事故原因についてすみやかに情報提供する考えを示したという。
今回の事故では、陸上自衛隊の特殊部隊の隊員2人もヘリに同乗していた。中谷防衛相によると、この研修には、合わせて10人の隊員が参加し、アメリカ陸軍の特殊部隊がヘリコプター部隊と連携してヘリから艦船に降下する訓練などを見学していたという。