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パリ立てこもり 何者かがメールで指示

2015年10月13日 23:58

 今年1月、フランス・パリの食料品店に立てこもり、4人を殺害するなどした男が何者かからメールで指示を受けていたと地元メディアが伝えた。

 アメディ・クリバリ容疑者は今年1月、パリ郊外で女性警察官を殺害。その翌日、食料品店に立てこもり4人を殺害した後、当局に射殺された。

 フランスのニュース専門チャンネル・BFMテレビによると、その後の捜査の結果、クリバリ容疑者のパソコンから「迅速かつ確実に行動しろ」などと指示されたメールが見つかったことが分かった。「パリの中心部が難しければ、環状線付近を狙え」などと、実際の犯行と合致する具体的な内容も含まれているという。

 メールは、立てこもり事件の前日にアメリカ経由で送られているということで、フランス当局はアメリカに協力を求めたとしている。