日仏首相会談“原子力協力推進”などを確認
安倍首相は5日、来日しているフランスのバルス首相と会談し、両国の原子力協力を推進していくことなどを確認した。
安倍首相「今回の訪日の成果は3本柱。すなわち、イノベーション、アフリカ、原子力分野における協力の推進。技術協力の強化は日仏双方のみならず、世界全体にとって意義深いものであります」
会談では、今後1年間を「日仏イノベーション年」として、技術革新に向けた民間企業などの連携を強化することや、アフリカでの質の高いインフラ開発などで協力を進めていくことを確認した。また、バルス首相は「日本の原子力産業に、資本面で、フランスの原子力部門の再構築に参加してほしい」と述べ、三菱重工業を含む日本企業に、フランス原子力大手・アレバへの出資を求めた。