朝鮮労働党、来年5月に党大会 36年ぶり
北朝鮮は、政権を担う「朝鮮労働党」の党大会を来年5月に開くと発表した。党大会の開催は36年ぶりで、金正恩体制の安定をアピールする狙いがあるとみられる。
党大会は、党が国家を指導する北朝鮮では最高意思決定機関にあたるが、1980年以来、開かれていなかった。北朝鮮は国営メディアを通じ、「党の指導的役割を高めて、革命の最後の勝利を早めていかなければならない」と説明している。
金正恩第1書記は父親の故・金正日総書記に比べて党の役割を重視しており、重要方針を決定する可能性がある。また、側近の粛清が相次ぐ中、体制が盤石であることを内外にアピールする狙いもありそうだ。