ドイツ南部で５日、踏切で立ち往生していたトラックに列車が猛スピードで突っ込む事故があり、２人が死亡した。

　南部のバイエルン州で５日、踏切内に止まっていたトラックに列車が衝突、炎上する事故があった。ロイター通信などによると、列車は時速約１００キロで突っ込んだとみられ、衝突後、トラックを１００メートル以上引きずってとまった。

　この事故で、トラックに乗っていた１人と列車の運転士計２人が死亡、少なくとも５人がケガをした。事故当時、列車には約５０人が乗っていた。地元の警察は、トラックが踏み切りで動けなくなっていた原因など詳しく調べている。