横田めぐみさん拉致から38年 新潟で集会
拉致被害者の横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて、15日でちょうど38年。新潟市では拉致問題の解決を訴える集会が開かれた。
めぐみさんは中学1年生だった1977年11月15日、北朝鮮に拉致された。めぐみさんが拉致されて38年となる15日、拉致問題の解決を訴える集会が新潟市で開かれ、めぐみさんの両親も2年ぶりに出席した。
日本と北朝鮮は去年5月、拉致被害者などの再調査を行うことで合意したが、今も事態は進展していない。
横田早紀江さん「(めぐみさんは)38年間も歯を食いしばって、命さえあれば帰られるんだと信じて待っていると思う」「どうか、本気で助けること、命を助けなければならないという思いだけで、動いていただくことをお願いします」
横田滋さん「(北朝鮮との交渉に)一定の期間を切って、それまでにできないと思ったら、また違うことをしなければうまくいかないと思っている」
集会の前には拉致被害者の家族などが加藤拉致問題担当相と面会し、一刻も早い救出を求めた。