日産、パリ渡航禁止に ユニクロ被害なし
フランス・パリでのテロ事件をうけて、日産自動車は、パリへの新規の渡航禁止を決定した。
既にパリ滞在中の出張者には、「最新の現地の情報を入手し、安全ガイドに従うこと」、「デモや集会に参加することは避け、必要最低限の移動にとどめること」、といった注意喚起を行っている。
ユニクロを展開するファーストリテイリングは、フランス国内に3500人の従業員をかかえ、その大部分がパリ在住だという。今のところ、従業員が被害にあったという報告は入っていないが、引き続き確認作業を行っているという。
また、パリ市内にある6つの店舗の15日の営業については、2店舗が休業日にあたり、あと2店舗が休業を決めた。実際にテロによる被害があったわけではないものの、周囲のテナントが開店していないことや、人通りがあまりないことなどを考慮に入れた判断だという。