強化ガラス製鍋ぶた 消費者庁が注意喚起
強化ガラス製の鍋ぶたが突然破損する事故が起きているとして、消費者庁が注意を呼びかけている。
消費者庁によると、強化ガラス製の鍋ぶたが突然破損したという情報が、2008年度から先月末までに85件寄せられ、そのうち、擦り傷や、やけどなどのけがをしたとの情報が11件あったという。「強化ガラス」は普通のガラスに比べて衝撃に強い一方で、表面の傷や急激な温度変化によって突然割れて飛び散るおそれがあるという。
消費者庁は、洗うときは十分冷えてからにするなど急激な温度変化を与えないことや、傷や亀裂が入ったものは使用しないことなどを呼びかけている。