マリ・ホテル人質事件 宿泊客に日本人なし
アフリカ西部・マリの首都バマコで20日、武装集団が高級ホテルを襲撃し、多数の人質をとっている。マリはかつてフランスの植民地で、イスラム過激派の掃討作戦も行われている。
AFP通信によると、マリの首都バマコで20日、武装した2人組が「ラディソン・ブル」ホテルを襲撃し、170人の人質をとったという。
また、フランスメディアによると、男らは外交官ナンバーの車で乗り付け、ホテルの館内で発砲したという。
マリ北部では「アラブの春」以降、過激派組織の活動が活発化し、2013年、旧宗主国のフランスが軍事介入した。しかし、これまでのところ、パリでの同時テロ事件との関連性などはわかっていない。
日本大使館によると、ホテルの宿泊客のなかに日本人はいないという。