マリのホテル襲撃 アルカイダ系が犯行声明
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西アフリカのマリで20日、武装集団が高級ホテルを襲撃し、19人が死亡した事件で、国際テロ組織「アルカイダ」系の武装組織が犯行声明を出した。
この事件はマリの首都・バマコで20日、武装集団がホテル「ラディソン・ブル」を襲撃し、宿泊客ら170人を人質にとったもので、救出作戦が行われたが19人が死亡した。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、国際テロ組織「アルカイダ」系の武装組織、「ムラビトゥン」が音声による犯行声明を出した。別のアルカイダ系組織と協力し、作戦を行ったと主張している。
「ムラビトゥン」は、マリの隣国アルジェリアで2013年、天然ガス施設が襲われ、日本人10人を含む40人が死亡した事件の首謀者、ベルモフタル容疑者が設立したとされる組織。