テロ犯のと似た“自爆用ベルト”ゴミ箱に
フランス・パリ郊外で23日、同時多発テロの犯人が自爆する際に使用したのと似た構造の自爆用のベルトのようなものがゴミ箱から見つかった。
これは、AFP通信が捜査関係者からの情報として伝えたもので、23日、パリ南部の郊外で清掃作業員がゴミ箱の中から自爆用のベルトのようなものを見つけた。起爆装置はなかったが、パリのテロで使用されたものと似た構造をしているという。
携帯電話の電波の追跡捜査から、この地域には実行犯として国際手配中のサラ・アブデスラム容疑者が、テロ事件のあった夜にいたとみられるということで、捜査当局は、逃走中のアブデスラム容疑者の足取りにもつながる手がかりとみて捜査を進めている。