アメリカ・コロラド州で２７日、妊娠中絶を行う医療関連施設で男が銃を乱射し、３人が死亡、９人がけがをした。警察は男の身柄を拘束して犯行の動機を調べている。

　地元警察によると、コロラド州にある医療関連施設で２７日、銃を持った男が立てこもり、銃を乱射した。男は５時間後に身柄を拘束されたが、警察官１人を含む３人が死亡、９人がけがをした。

　アメリカのメディアによると、この施設は、妊娠中絶の手術を行う医療機関として知られている。妊娠中絶をめぐってアメリカでは、宗教上の理由から反対する人も多く、たびたび議論となっていて、この施設も批判を受けていたという。

　警察は男がこの施設を狙った動機などを調べている。