大村智教授、現地に到着 さっそく散歩へ
ノーベル生理学・医学賞を受賞する北里大学の大村智特別栄誉教授が5日、授賞式が行われるスウェーデンのストックホルムに到着した。
大村さんは、長旅の疲れもあってか滞在先のホテルに到着した時は言葉少なだったが、その後、早速、散歩に出かけ、授賞式への抱負を語った。
大村特別栄誉教授「授賞式を終えてメダルや証書をいただいたら、それを持って皆さんにご覧にいれようと思っています」
一方、一足早く到着している物理学賞の東京大学・梶田隆章教授は、授賞式に向けた準備を始めた。
梶田さんは、授賞式で着る燕尾(えんび)服を用意する洋品店で、時折笑顔を見せながら、30分ほどかけて入念にサイズをあわせていた。
梶田隆章教授「(サイズあわせは)無事に終わりました。タイまでつけて、やっと(授賞式の)実感が出てくると思います」
大村さんと梶田さんは、6日は、過去の受賞者の功績などが紹介されているノーベル博物館で、恒例のイスへのサインを行う予定。