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「死亡はデマ」タリバン“指導者音声”公開

2015年12月7日 2:56

 アフガニスタンの反政府勢力「タリバン」は、一時死亡説が流れた指導者マンスール師のものとする音声メッセージを公開、死亡説は組織内の混乱を狙ったデマだと主張している。

 音声メッセージは5日、タリバンが運営するインターネットラジオで公開された。マンスール師をめぐっては、一部のメディアが今月1日にパキスタン南西部で銃で撃たれ死亡したなどと伝えていた。

 公開されたマンスール師のものとされる音声メッセージでは、銃撃は起きておらず自分は生きていると主張、死亡説はタリバンの内部を混乱させるための敵のデマだと批判している。

 タリバンでは7月、求心力の高いオマル師の病死を受けてマンスール師が正式に最高指導者に選ばれた後、北部の重要都市クンドゥズを一時制圧するなど活動を活発化させていた。