台湾・馬英九総統“慰安婦問題”賠償求める
慰安婦問題についての日韓合意を受け、台湾の馬英九総統は、台湾も日本に対して賠償などを求める方針を改めて示した。
馬総統は29日、「台湾政府の立場として日本政府に対し、謝罪と賠償を求める」と述べた。
台湾政府は28日、日本の窓口機関に対し、日本政府と改めて交渉をするよう指示している。支援団体によると、台湾の元慰安婦の生存者は現在4人いるという。馬総統は自身の就任7年の記念式典にも元慰安婦の一人を招待するなど、慰安婦問題に熱心に取り組む姿勢を見せている。